学習デスクは無垢がおすすめ?!

2014-12-04

学習デスクの素材は様々ですが、大きく分けると、

木目などを印刷したシートを合板に貼り付ける化粧板の机、
無垢板で作られた机、
木を薄くスライスしたシートを合板に貼り付ける突き板仕上げの机、

の3つに分類することができます。

こうしてみると無垢がおすすめに感じるかもしれません。
無垢材のテーブル、無垢材の座卓、など無垢板という響きは質の良さを演出してくれます。

無垢材の学習デスクはダイニングメーカーが有名

ナラの無垢材で作られた学習デスクのメーカーは、皇室御用達の浜本工芸、飛騨高山の飛騨産業などが有名です。
これらのメーカーはむしろダイニング系のメーカーで、無垢板の扱いに慣れていて、
その技術を使って学習デスクを製作しています。

ただ、今ではコイズミイトーキなど学習デスクの有名メーカーも無垢材の学習デスクを作っていて、
無垢材というのがあまり、売りにならなくなってきています。

無垢材の最大の利点は素材感です。木をそのまま使い、独特の木目が暖かみや安らぎを醸し出します。
ただ、突き板仕上げのものがそうでないかといえば、そんなことはありません。
木の風合いも味わうことはできますし、無垢ではできないデザインを実現することができます。

無垢材の学習デスクにもそれなりのデメリットが

しかも無垢材は木目が揃っていないことがメリットではありますが、
逆に木目によっては家具屋さんで見たものと恐らく印象が異なる恐れもあります。

突き板仕上げや化粧板仕上げの学習デスクはそんなことはありません。
突き板の学習デスクは多少木目の違いはあるにせよ、基本的には印象は変わりません。
木目を選んでシートにしているからです。
また、無垢材だから丈夫だとは一概には言えません。
反る可能性であれば、割れるリスクもあります。
昔なら突き板はすぐ剥がれるということもありましたが、今の技術ではほとんどありません。

このようにどの素材でも、どの仕上げでもメリットとデメリットは存在します。
ですから必ずしも無垢材の学習デスクがおすすめというわけではありません。
ただ、無垢材の学習デスクを作っているメーカーは歴史もあり技術的にも優れているため、
学習デスクの質自体が優れているということはあるかもしれません。


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